(平成24年度)
所長あいさつ

 

 那覇市立教育研修所は、那覇市教育委員会の組織の一つとして、昭和35年に開所して以来52年目を迎えています。その間、「広く教育に役立つことを願って、直面している課題を積極的に取り上げ、教育実践に結びついた教育活動の推進に寄与する」という方針が脈々と引き継がれ、研究や研修等含め多くの事業が展開されており、本市教育の発展に及ぼした影響や役割は多大なものがあったと考えています。
 本年度も本市教職員の資質や指導力向上に資するため、「研修」「調査・研究」「情報教育推進」「教育図書資料提供」という4つの事業を掲げています。また、本年度は平成25年度よりスタートする本市の「中核都市移行のための準備」にも取りかかります。
 まず、「研修」では、幼稚園、小・中学校の長期教育研究員(前・後期8名)の先生方が実践的研究ができますようにサポートしていきます。また、教育課題に対する研修講座開催や学校の要請等による研修会等への参加も行います。さらに、NARAEネット(琉球大学との連携)の活用による教職員の専門性を高める研修等も実施していきます。
 次に、「調査・研究」では、本市児童生徒の学力向上推進の一環として、標準学力調査(中学校1・2年)の実施や沖縄県の学力到達度調査実施後の分析や報告会等を行い、本市児童生徒の実態把握に努めます。そして、その結果分析から、学習指導の工夫改善等を提案したいと考えています。
 また、「情報教育推進」「教育図書資料提供」では、情報教育推進の研修やネットワークやパソコンの保守・管理を行い、各学校や教職員のサポートに努めてまいります。加えて、図書室では教育図書資料を提供し、教職員や市民の活用を促したいと思います。いずれにおいても,情報化時代に対応した情報の発信、サービスの向上に努めてまいります。 さらに、「中核市移行の準備」で、「初任者研修」「教職5年・10年経験者研修」等が次年度から実施できますよう着実に準備をしていきたいと思います。
 結びに、本年度も学校や教職員のニーズに応えるため、職員一丸となって取り組んでいく所存です。今後ともより一層のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

那覇市立教育研究所
所 長  田中 浩三