[ 松川小学校 「校章」に願いをこめて ]

1957年05月15日制定
野 里 耕 勇

  校章をデザインするにあたって。

  まず、校章は学校の印であるということ。

  第二に、校章は子どもの未来に、願いをかけたものでなくてはならないこと。

  第三に、校章は子どもにとって親しみやすい、覚えやすい単純かされたものであること、
  の三点を考えました。


  1956年空前絶後のマンモス化により大道小学校から分離したので、
  大道小学校は、兄弟校にあたります。
  そこで大道小学校の校章の一部をデザインに入れました。
  隣人仲良くする「和」の心を表したいためです。

  さて、デザインですが、「健全な精神は、健全な肉体に宿る」、
  頭でっかちな、へ理屈だけ言う人間にはしたくない。
  また、逆に、腕力にものを言わせる人間もいやだ。

  調和のとれた人間になってほしい。


  学問もでき、健全な体を持つ・・・申し分ないのだが、これでは「心」がぬけている。

  自分の行いを、常に反省する謙虚な心がなくては調和のとれた人間にはなれない。

  心身をきたえる願いを、ペンとバットにたくしました。

  反省する心は、盾にたくしました。

  しかし、人は時としてみだれることのあるものです。

  そんなときに思い出して欲しいのが結びつけてあるリボンです。
  貧しく、そしてしっかりと。


  私の願いは、以上述べたようなものですが、デザイン上あまり良いものとは言えなくても、
  心だけはくみとっていただきたい。

  校章を頭や胸にかざしていったみなさんが、よりよい人生を歩まれるよう願うものです。